◎プロフィール◎
職種:薬剤部/化学療法室
入職年:2015年度入職(中途入職)
最終学歴:東北薬科大学大学院 薬学研究科 修士課程 修了
キャリアパス:薬剤部主任 外来がん治療認定薬剤師
◎お仕事インタビュー◎
■ 現在の仕事内容を教えて下さい。
主に外来の化学療法室で抗がん薬によるがん薬物療法に携わっています。
最近ではがん薬物療法の多くが外来で行われるようになり、薬剤師は抗がん薬の混合調製だけでなく、治療内容の説明、副作用モニタリング、自宅での副作用対策や生活指導などを行います。
具体的には、医師の診察前に副作用モニタリングのための問診、フィジカルアセスメントを行い、副作用の早期発見・防止、治療効果の確認などを行っています。
これらの情報については医師・看護師等と共有し、必要に応じて薬学的見地から医師への処方提案を行います。
また、お薬手帳をツールとして地域薬局との医-薬-薬 連携も行っています。
■ イムス富士見総合病院を志望した理由は何ですか?
私は薬剤師歴9年目の時に他病院からイムス富士見総合病院へ中途入職しました。
入職前の病院見学に来た時には、スタッフ間で交わされる挨拶や会話が多い印象を持ち、とても良い雰囲気を感じていました。
入職してみると、初日のオリエンテーションから他職種との交流が多くあり、自部署内だけでなく他職種とのコミュニケーションを大切にしている病院であることが分かりました。
最近では就職や転職のきっかけが職場の雰囲気というケースも少なくないと思いますが、より良い環境で仕事ができることも理由の一つになりました。
■ 印象に残っている仕事はありますか。
外来でのがん薬物療法に薬剤師の介入を始めたことです。
これまで当院薬剤部では抗がん薬の混合調製業務でしか外来がん薬物療法に関与していませんでしたが、2016年の化学療法室のリニューアルに伴い化学療法室専任の薬剤師として携わることになりました。
医師の診察前に問診を行うことで、副作用の早期発見・防止、治療効果の確認を行うことはもちろんですが、治療について医師には話しづらいことでも薬剤師になら気軽に話せるという患者さんの声も多く、薬剤師はそのような患者さんの傾聴者あるいは代弁者としての役割も担っているのだと感じています。
■ 仕事の中で大切にしていることはありますか?
患者さんの立場になって考えることです。
自分は薬剤師なので、薬剤師の目線で物事を考えてしまうことが多いですが、いま患者さんが何で困っているのか、何が必要なのかを考え、自分の意見を押し付けないように気を付けています。
必ずしも薬で解決しなければいけないわけではないので、色々な角度から原因検索をし、困った時には多職種へ相談するようにしています。
■ 仕事の中で大切にしていることはありますか?
どうするべきか選択に悩んだときに患者さんの立場で考え、どうされたらうれしいかを考えて行動すること。
それでも答えが出ないときは自分のみの考えでなく他のスタッフに相談するようにしています。
■ 今後はどのような仕事をしていきたいか、お聞かせください。
近年では経口抗がん薬が多数発売され、経口抗がん薬のみによる治療が増えてきました。
化学療法室に専任薬剤師として配属されてから、これまでは化学療法室で注射抗がん薬による治療を行う患者さんに対しての環境を整備してきましたが、経口抗がん薬のみの治療を行っている患者さんに対してはまだ薬剤師の介入が出来ていません。
全ての外来がん薬物療法を適切で安全に行うために、地域薬局との医-薬-薬連携を通じて患者サポートを行い、
薬剤師のフィールドをさらに広げていきたいと思っています。
■ 今後はどのような仕事をしていきたいか、お聞かせください。
近年では経口抗がん薬が多数発売され、経口抗がん薬のみによる治療が増えてきました。
化学療法室に専任薬剤師として配属されてから、これまでは化学療法室で注射抗がん薬による治療を行う患者さんに対しての環境を整備してきましたが、経口抗がん薬のみの治療を行っている患者さんに対してはまだ薬剤師の介入が出来ていません。
全ての外来がん薬物療法を適切で安全に行うために、地域薬局との医-薬-薬連携を通じて患者サポートを行い、
薬剤師のフィールドをさらに広げていきたいと思っています。