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◎プロフィール◎

職種:薬剤部/薬剤師
入職年:2014年度入職
最終学歴:武蔵野大学 薬学部
キャリアパス:薬剤部主任 抗菌化学療法認定薬剤師 日病薬病院薬学認定薬剤師

◎お仕事インタビュー◎

■ 現在の仕事内容を教えて下さい。

主に集中治療室(ICU)専任薬剤師とICT(感染対策チーム)の業務に携わっています。病棟業務は、主に心臓血管外科の周術期患者、重症患者の薬物療法支援を行っています。業務内容は情報収集と評価、相互作用・配合変化チェック、投与設計への参画など幅広いです。日々患者さまの状態が変化する中で、多職種間で情報共有し、早期退院ができるよう努力しています。ICTでは院内環境ラウンドに看護師・検査技師とともに同行し、院内感染対策管理の適正化を推進しています。また、病棟薬剤師と連携しAS(抗菌薬適正使用支援)業務を行っています。

 

■ イムス富士見総合病院を志望した理由は何ですか?

急性期総合病院であること、グループ病院であることが、自身のキャリアプランを作成する上で重要であると考え志望しました。診療科を問わず総合的な業務ができるジェネラリストの育成と、グループ病院間での情報共有、専門領域の研修会等を活用したスペシャリストの育成が両立できる環境だと感じました。私自身、入職前は興味のある分野が定まっていませんでしたが、様々な診療科を担当する中で感染症の勉強がしたいと考えました。先輩薬剤師やグループ研修会でご教授いただき、今では大きな武器になっています。当初の志望理由は間違っていなかったと思います。

 

■ 仕事の魅力・やりがいを教えて下さい。

病棟業務の中で行った介入が、患者さまに対して良い結果を導けた際は、この上ない喜びを感じます。帰宅後のコーラがより美味しいです。チーム医療を大事にしたいと考え、日々多職種連携を意識しながら業務を行っております。そのため、患者さまや他職種から感謝やお褒めの言葉をいただけるとモチベーションにも繋がります。この魅力・やりがいは多職種が関わる病院というフィールドならではのものだと思います。また、ルーチン業務が少なく、医療情勢や薬剤の変化等、様々な情報が飛び交う中で、毎日が勉強で刺激のある点も魅力です。

 

■ 仕事の中で大切にしていることはありますか?

常に相手の立場になって考えることを大切にしています。患者さまはもちろんのこと、医療スタッフにも同様です。自分の選択・行動がその後どのように受け止められ、どのような結果につながるのか、先見性を意識して業務を行っています。チーム医療を推進していく中で、他職種間での信頼関係が必要になってくると考えています。信頼関係を築くのには膨大な時間を必要としますが、信頼関係を失うのは一瞬です。日々の業務の中で、一歩先まで考えた細かい配慮、ニーズに基づいた行動が重要だと考えています。

 

■ 今後はどのような仕事をしていきたいか、お聞かせください。

集中治療、周術期管理、感染の分野で知識の向上に努めるとともに、常に問題意識をもって解決策を見出していきたいと考えています。今までは人の敷いたレールの上を進んでいくことばかりでしたが、他部署と連携して新しいレールを敷けるよう頑張りたいと思います。また、役職者としての職務を全うし、後輩にあるべき薬剤師の姿を見せられるよう精進していきたいです。後輩教育の面でも力を入れ、薬剤師間でのパワーバランスの差を少なくすることも今後の展望です。

 

◎1日のスケジュール◎

08:30
患者様の情報収集
採血結果・バイタルサイン・使用薬剤/投与ルートの確認をします。
 
09:00
朝回診への参加
多職種間での情報共有の場です。
 
09:30
医師と薬物療法の協議
収集した情報をもとに薬学的介入をします。
 
10:00
病棟業務
処方監査、規制医薬品の確認、薬剤指導を行います。
 
12:00
配薬と指導記録作成
配薬業務と患者様への服薬指導記録を行います。
 
13:00
昼休憩
 
 
14:00
ICTラウンド
看護師・検査技師とともに病院内の感染環境ラウンドに同伴します。
 
15:00
病棟業務
午前中の業務の続きを行います。
 
16:00
日誌作成
病棟業務日誌の作成をします。
 
16:30
夕回診への参加
患者様の状態を共有し、今後の方針を確認します。
 
17:00
AST業務
血液培養陽性患者のフィードバックを各病棟担当にします。
 
17:30
帰宅
娘とのお風呂タイムへ!!